昨夜はロングの決勝でした.ちょっと疲れていて女子の結果がでたところで寝てしまいました.うーん残念.やっぱりJani Lakanenの優勝を見たかったな.
Jani Lakanenはフィンランドの選手.90年代後半から目立つ成績をとるようになり,2000年にはワールドカップのシリーズチャンピオンに.その勢いで2001年の地元フィンランドでの世界選手権では期するところがあったに違いないが,リレーでは優勝したものの,ロングで2位,ミドルで4位でした.ミドルの決勝だったかと思うが彼がフィニッシュしたときにガッツポーズで計時線を走り抜けるほどの会心のレースであったものの4位に終わった胸中を思いはかったものだった.それ以後は優勝候補に挙げられるものの昨年のスプリントで3位に入ったのが,久しぶりの個人戦でのメダルでした.そして昨夜はとうとう世界チャンピオンに.大願成就という感じだと思います.
一方で女子は大本命Simone Niggliの優勝.レース後半までは2位だったものの最後に地力を発揮.タイム差は25秒だったけども,勝つべく人が勝ったなという印象です. ところで2位に入ったのがノルウェイのMarianne Andersen.彼女にはとてもおとなしい選手という印象を持っている.2004年のスウェーデンの世界選手権を期に,それまでノルウェイの女子チームを引っ張ってきたHanne Staffなど三名が引退.そのチームにあって,いるのかいないのかわからないくらい,ちょこんとチームの端っこにいるという感じでした.失礼ながら速い選手という印象が全然なかった.ところがHanneたちの引退後は見事にチームのエースとなり,昨年はロングで4位.今年はSimoneの優勝をかっさらうのではないかという活躍.まだ26歳これからも活躍が期待される.
日本期待の番場選手は37位.映像を見ていても最後まで元気に走っていた.そんな体力を獲得した彼女の努力には敬服するばかりである.見事な順位だと思う.
つぎの競技は明日の晩のミドル決勝.またわくわくな夜がやってくる.
ロングの成績は
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WOC2006公式サイトミドル決勝のためのライブ中継は
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